キノホルムの過去と未来

 
キノホルムの過去と未来

ここから日本でも悪名高い薬害について紹介していきたいと思います。

まずは、整腸剤に使われていたキノホルムが原因で起こった薬害。
スモンと呼ばれています。
このスモンとは、
亜急性脊髄視神経症の通称です。
1955年頃から発生し、1967〜1968年頃にはやった。

当時は、原因不明の風土病とされ釧路病や戸田奇病などと
はやってる地域の名前を付けられていた。
ウイルス原因説も出たが、今ではキノホルムが原因だと判明している。

この病気は、キノホルム投与後、激しい腹痛が起こって
2〜3週間後には、下肢がしびれて力も入らなくなり歩くことが
出来なくなるなどの症状が現れる。

また、舌には緑色の毛状苔が生えてきて、
便の色も緑色になる。
この原因はキノホルムが鉄分と化合してできる化合物が
緑色になるためです。

治療法も有効なものがなく治療は困難です。

しかし、この悪名高いキノホルムも現在、
オーストラリアやアメリカなどでは重度のアルツハイマーの 特効薬として注目されています。
この時副作用によって生じるスモンは最大の原因である
ビタミンB12欠乏をビタミン剤で補ってやれば問題ないという
発表までされている。

そのためアルツハイマーの治療薬として研究が続いている。